日・カタルーニャ関係 プラン・ハポン

平成29年3月20日

 カタルーニャ州政府は、在バルセロナ日本国総領事館の協力のもと構想された、新プラン・ハポン(日本プラン)2016-2019を承認しました。

 プラン・ハポン2009-2011、2012-2015に続き第三弾となる本プランでは、「カタルーニャ政府にとって最重要国のひとつである日本」の位置づけをより強化するとともに、日本におけるカタルーニャの存在感と信頼を高めるという、二点の基本目標を継続しています。同時に、本プランは、これまでに積み重ねてきた経験を生かし、より一層日本・カタルーニャ間の関係強化に努めていくことへの意思表明といえます。

 カタルーニャ州政府が推進する本プランは、カタルーニャと日本の諸機関における関係構築のための枠組みであり、様々な活動の追跡調査及び永続的評価を行います。プラン強化委員会には、日・カタルーニャ両行政、公共機関、協会、団体の代表者が参加し、現在4つの研究分野 ―企業、観光、大学・研究、文化― における、プランの追跡調査、調整、改訂を行っています。

 35のプロジェクトから開始したプラン・ハポン2009-2011ですが、2012-2015年度にはその数を43に増やし、本プランではすでに46に達しました。今後も企業によるプロモーション活動、投資獲得、観光分野における協力、大学間及び学術分野での関係強化、出版、文化・食の交流などが予定されています。また、各活動の指針を策定し、結果報告のための広報ルートを構築するなど、新たな要素も取り入れられています。

 

プラン・ハポン(スペイン語)

 

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