日本文学翻訳者等3名に在外公館長表彰
2月22日、総領事公邸において日本文学翻訳者等3名(アルベルト・ノーリャ・バルセロナ自治大学翻訳・通訳・アジア研究学部准教授、マルク・ベルナベ・ダルマ翻訳通訳会社社長、ベロニカ・カラフェル・ダルマ翻訳通訳会社共同社長)への在外公館長表彰が執り行われました。式典にはノーリャ准教授夫妻、ベルナベ社長夫妻、カラフェル社長夫妻、鈴木重子バルセロナ自治大学教授、白石実同大学教授等11名が参加しました。
渡邉総領事より、各人の略歴と功績を紹介すると共に、日本とスペインの相互理解と友好親善に寄与した功績をたたえ表彰状を授与しました。
特にノーリャ准教授は、シェフ・フィールド大学日本研究修士取得後、芥川龍之介、谷崎潤一郎、夏目漱石、森鴎外、川端康成、大江健三郎、村上龍、村上春樹、小川洋子、桐野夏生、吉本ばなな、村田沙耶香等の作品をカタラン語に翻訳すると共に翻訳賞を2回受賞し、また「日本の近代文学」、「漢字書体」、「日本文学」等の著書を執筆し、日本文学の普及に大きく貢献されました。
ベルナベ氏は、京都外大留学、横浜でのJETプログラム、大阪外大修士取得後、日・西語の通訳・翻訳会社ダルマを創設。日本のシリーズ、日本ガイド等書籍を出版し日本文化普及に貢献され、また、「手塚治虫」や「鳥山明」等のマンガ・アニメ作品のスペイン語訳によりエキスポ・コミックで4年連続最優秀賞を受賞、マンガサロン主催団体フィコミック顧問等日本のポップカルチャー特にマンガ・アニメの普及に貢献されました。
カラフェル氏は、「高橋留美子」や「浦沢直樹」の作品をスペイン語訳、また漢字や日本の観光本を出版すると共に長年サロン・デ・マンガやワールド・モバイル・コングレス等で日西通訳を行い日本語、日本文化の普及に貢献されました。
各人より表彰に感謝すると共に日本文学等の翻訳は日本文化紹介にとどまらず当地の文化を豊かにし、相互交流に貢献しているとして今後も積極的に活動を続けられる旨述べました。
式典後、記念写真撮影を行い、和気藹々とした雰囲気の中、懇談が行われました。